犬用サプリメントの危険性【グルコサミン&コンドロイチン】

こんにちは。
今日は、最近お問い合わせの多い「ペットサプリメント」について書きたいと思います。

 

例えば、これ↓↓↓↓↓

サプリ

SNSをしていて何度も目にするこの広告。

人間用のサプリメントでしたら薬事法との関係上、効果効能の表示や副作用と言った問題が入り込んできますが、ペットのサプリメントは「雑貨」扱いなので、そういう細かい基準や審査は全くなく製品が作られてしまいます。

 

そこで、今日はペットサプリメントのグルコサミンとコンドロイチンについてご説明します。

 

足腰など関節機能の保全に役立つ

グルコサミン

グルコサミン

 

コンドロイチン

※コンドロイチンの構造式はグルコサミンが連なったものが主成分です。

 

別にそれ自体は悪くないんです。確かに体にいいし、適量を守っていればサプリメントとして何の問題もありません。・・・と、言いたいのですが、私的にはこれはどうかな~と思う部分もあります。

 

みなさん「コンドロイチン」という言葉は聞きなれていますよね?

そう、「ひざ、こし、楽チン♪コンドロイチン♪」ゼリア新薬が発売しているコンドロイチンZS錠、石原良純さんがCMに出ていましたね。あの石原良純さんの宣伝していたコンドロイチンって「サプリメント」ではなく「医薬品」なんです。

 

コンドロイチンは一方では医薬品として販売され、他方ではサプリメントとして販売されています。なんか、変な気がしますね。この疑問点、ちょっと頭の片隅に置いておいて下さい。

 

では、副作用の話をします。サプリメントと言えども使い方次第では副作用が起こるのは医薬品も同じです。

 

「おたくのワンちゃんは症状がひどいから2倍量飲ませて下さい」なんていう方もいますが、運動不足で糖尿病にかかっているワンちゃんにとってグルコサミンは血糖値を上げる悪玉です。

 

また、コンドロイチンの過量投与は関節に水がたまってかえって症状が悪化することもあります。でも業者さんはそんな説明一切しません・・・。

 

では、ここで、さっき頭の隅に置いといてねと言った部分の話をします。実はコンドロイチンはサプリメントでもどんどん量を増やすと「医薬品」に変わってしまいます。

 

 

そしてこれが決定的。

コンドロイチンは効きません!

 

最終産物である、「コンドロイチン硫酸」にならないと意味はないのです。

つまり、流れで言うと、

 

グルコサミン →→→→ コンドロイチン →→→→ コンドロイチン硫酸

 

という一連の流れで最終産物のコンドロイチン硫酸にならないと機能しません。医療業界でもこのことを知っている人は10%いないでしょう。ましてや雑貨扱いのペットサプリメントの会社がそれを理解できているとは思えません。それくらいレアな情報です。

 

また、タケダ製薬がウサギの炎症関節モデルを用意して、どのようにしたらコンドロイチン硫酸がよく効くのか研究結果が出ています。

 

その結果・・・

コンドロイチン硫酸単独よりもコンドロイチン硫酸とビタミンB1を併用した群の治癒の仕方が歴然と明らかになっています。プロは知っているんです。ビタミンB1も必要だってことを。

 

だからタケダのアクテージAN錠はコンドロイチン硫酸800mg、フルスルチアミン(ビタミンB1)100mg

に対して、ゼリア新薬のコンドロイチンZS錠はコンドロイチン硫酸1560mg 単独の処方となっています。

 

飲めば分かります。コンドロイチン硫酸が少ないアクテージAN錠のほうが遥かに効きます。

 

実はビタミンB1は、グルコサミンやコンドロイチン硫酸にとって、糊(のり)のような存在なんです。

 

グルコサミンやコンドロイチン硫酸だけを供給しても組織に定着しません。そのときにビタミンB1が活躍するんですね。

 

ちなみに糊付されなかったコンドロイチン硫酸はどうなるか?組織と結合せず、吸水性がすごいので水がたまります。

 

そして、わんちゃんに「コンドロイチン硫酸+ビタミンB1」を与えるのはどうか?ということですが、先ほど言いましたように、コンドロイチンは膝に水を溜め、症状を悪化させることのもあるため、「痛くなってきた」など言葉で言えない我慢強い愛犬には・・・

 

「グルコサミン+ビタミンB1」の組み合わせがベストです!!!

 

 

そこで!!!

 

是非、私が人間の漢方製造メーカーさんに依頼して作っていただいた「グルコペット」お試しください(笑)

 

一生懸命こだわって作った、愛犬愛猫に安心して飲ませれるサプリメントです♪

1個・・・3,500円+税

 

詳しい内容はコチラ→https://www.hajime8.com/topics/4288/

 

5才以上のワンコには症状がなくても予防で飲んでもらえるといいですね♪